パリday8(ポンピドゥー・センター、ルーブル美術館)【ヨーロッパday12】

2024年6月21日

パリ観光8日目です。本日がパリ観光の最終日です。

午前中はホテルのベッドでゆっくり過ごしていました。

パリに来てから、どのドミトリーでも午前10時頃になると清掃の人たちが部屋の中に入って来て掃除を始めるのですが、今朝も同じように人が入ってきました。ちょっと大柄の男性で、清掃の人にしてはたくましい人だなと思っていたところ、その人が清掃ではなくシャワーを浴びるところの床のペンキ塗りを始め、まさかのペンキ塗り!?と驚きました。外出する前にシャワーを浴びようと思っていたところでしたが諦めて、別のことをする事にしました。

もうすでに昼頃になっていましたが、近くのコインランドリーに洗濯をしに行きました。パリでコインランドリーを使用するのは2回目ですが、前回と同様、今回のところもクレジットカードで洗剤を買ったり、洗濯機や乾燥機の支払いができて便利でした。洗剤が1ユーロ、洗濯機が4ユーロ、乾燥機が1回8分間で1ユーロで、2度回したので2ユーロでした。

洗濯を終えたのち、ホテルに戻りました。

目の前の通りではテントを張って市場が開かれていました。その中で調理器具の実演販売もしていました。実演している男性が小気味よく調理器具の紹介をしているのが面白かったです。

ホテルに戻り身支度をして、14時頃から外出しました。今日は16時からルーブル美術館に行く予約を取っていたので、それまでにもう一か所観光しておこうと思い、悩んだ末にパリ・ポンピドゥーセンターに行きました。ここは美術館や映画館などが入った複合施設で、この中で現代アートを専門に展示する美術館に行きました。

ミュージアムパスを使ってそれほど並ばずに入ることができました。美術館は2フロア分あり、最初のフロアが20世紀初頭までの作品の展示、もう一つのフロアがそれ以降の作品の展示をしていました。マティスピカソセザンヌなどの絵画がありました。

今年の春に京都の京セラ美術館にて開催されている、ポンピドゥーセンターの作品を取り寄せたキュビスム展に行きましたが、そちらの方が見応えはあったかなと思います。

もう一方のフロアに行くと現代アートの世界になり、僕にはほとんど分からないものだったので、時間があまりないこともあり、足早に通り過ぎて美術館を後にしました。

そのまま歩いて次はルーブル美術館へ。予約していた16時ちょうどに着いたところ、だいぶ行列ができていて、入るのに20分くらいかかりました。

入って一旦売店に行ってサンドとコーラを買って休憩しました。旅の疲れも溜まってきて、少し動くとしんどくなってきています。

その後、チケット売り場で音声ガイドのチケットを6ユーロで購入し、音声ガイドを受け取り、美術館を見てまわりました。今回パリ旅行の初めにもルーブル美術館には来ていましたが全て周りきれなかったので、残りを回ろうとパリ観光最終日に再度来ました。

エジプトの展示エリアに行ったり、

かつてのパリの王族が使用したアパルトマンに行ったり、

前回周っていない絵画のエリアに行ったりしました。

絵画の中で気に入ったのは、『ダイヤのエースを持ついかさま師』という絵で、左の3人が右の男性を騙そうとしている場面を描いているのですが、騙す側が目配せをして悪い顔をしている一方で、右のいい服をきた男性の人が良さそうだけれども、いかにも騙されそうな世間知らずな雰囲気がある様子との対比が面白かったです。

ルーブル美術館は金曜日には21時まで開館しており、最後まで作品を見ていました。最後の最後にモナリザをもう一度見ておこうと思っていましたが、気づいた時には閉館間近になっており、急いでモナリザのある建物の方に行きましたが通路も閉じられてしまったので間に合いませんでした。しかし2日間かかりましたがルーブル美術館の作品をだいたい見て回れたので満足しました。

ルーブルを後にしてメトロに乗りホテルの方へ移動。近くのスーパーで夕食を買って、ホテルに帰って食べました。

明日は朝から電車に乗ってブリュッセルに移動します。