ミュンヘン→ベルリンday1(ホロコースト記念碑)【ヨーロッパ旅day32】

2024年7月11日

今日はミュンヘンからベルリンへ移動します。

今朝は午前9時過ぎに起床し、身支度をして10時にホテルをチェックアウト。

その後、最寄りのミュンヘン東駅から鉄道に乗り、まずはミュンヘン中央駅へ向かいました。その鉄道が少し遅れたため、ミュンヘン中央駅での乗換がギリギリになりましたが、何とかベルリン行きの鉄道に乗換えることができました。

今回もユーレイルパスを利用しての移動です。座席予約はしていなかったので空いている席に座るかたちになり、一等席の車両には空いている席がなさそうだったので、二等席で空いている席に座りました。ミュンヘン中央席を午前10時50分頃に出発しました。

移動中はSpotifyでダウンロードしておいたPodcastを聞いたり、kindle本を読んだりして過ごしていました。約4時間の移動でしたが、それほど苦にはなりませんでした。

15時前にベルリン中央駅へ到着しました。

駅は近代的な作りで、さすが首都だけあって都会な雰囲気がありました。

実際に駅を歩いてみると、それほど大きい規模ではなく、僕は京都に住んでいるので京都駅との比較にはなりますが、京都駅よりは規模は小さく、レストランなども少ないなと思いましたが、REWEというスーパーが入っているのは良かったです。

そのまま今日から泊まるホテルへ。ベルリン中央駅のすぐ隣にあるホテルにしました。

今回もドミトリーホテルにして、部屋は4人部屋でした。

部屋で荷物を置いたりしていると、一人男の子が入ってきて、話してみるとスウェーデンから来た19歳の子でした。旅行で来ているとのことで、明日にはアムステルダムに向かうとのことです。ここ数日はドイツは暑いですが、スウェーデンはどうか聞いたところ、まだ寒いとのことで、気温も10℃前半とのことでした。

16時頃から外出。ちょうどユーレイルパスで利用できる範囲で探して、鉄道で一駅移動。ポツダム広場駅という所で降り、駅から出ると、駅と同名のポツダム広場というところに出ました。

ポツダム広場という名前ではありますが、実際のポツダムという町はここではなくミュンヘンの隣にあるようです。

そこから歩いて目的地であるホロコースト記念碑へ。正式名称は「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」という所で、そこには四角い石碑が数多く並んでいました。

中央に向かっていくと、石碑の高さがどんどん高くなり、さらに地面はくぼんでいって、どんどん自分が石碑に埋もれるような作りになっており、まるで自分が閉ざされた空間の中にいるような感じがしました。

ここの地下に資料館があるとのことで、当初はその入口は見当たりませんでしたが、歩いて回ると地下につながる階段が見つかりました。入場は無料で、音声ガイドが有料でありましたが、日本語対応はありませんでした。

資料館の内容としては、もともとヨーロッパにあったユダヤ人に対する差別からホロコーストにつながっていった過程を説明するが初めにありました。

さらにはホロコーストの被害にあった人たちの直筆の手紙などもありました。

展示の説明文はドイツ語と英語で記載されていました。英語を呼んで完全に内容を理解できるわけではありませんでしたが、断片的な情報だけでもユダヤ系の人たちの被害に心が痛んでいき気が滅入りました。閉館の18時まで滞在して、記念碑を後にしましたが、その後もしばらく気持ちが落ち込んでいました。鉄道に乗り、ベルリン中央駅へ。

ここで夕食を取ることを考えましたが、レストランが少なく、良さそうなところも見つけられなかったので、周辺に何かないか調べることに。駅の隣のビルにフードコートがあるようで、行ってみました。そこのアジア料理屋さんで夕食を取ることにしました。

カレーを注文。昨日から連続でカレーになってしまっています。味は美味しかったですが、野菜が生かなと思うくらい固かったです。

食事を取って、ホテルに戻りました。まだ気持ちが沈んでいたので、少し現実逃避に、最近映画化された「ルックバック」の漫画を読んだりしていました。そうこうしていると気持ちも持ち直してきて、夜も更けてきたためシャワーを浴びて休みました。

今日からベルリンには一週間いる予定です。明日も観光します。